審美歯科のメリット

審美歯科でも一般の歯科と同じ治療は可能ですが、虫歯の治療では一般の歯科とは差が出てくる部分があります。虫歯の治療では合金の詰め物を使い所謂銀歯にする方法がよく用いられていますが、審美歯科では見た目の良いセラミックを使用します。

もちろん一般の歯科でもセラミックを選択することはできますが、審美の場合虫歯以外にも歯並びを良くする目的で使用されたり、たくさんのメーカーの製品を用意しているため自分に合ったものを選択できるというメリットがあります。一般の歯科でもそうですが、審美性を目的とした治療に関しては保険が適用されないものがほとんどです。中には保険が適用されるものもあるので、保険適用の有無や見た目の差など、幅広い選択肢が用意されているのが審美歯科の特徴ともいえます。

基本的に全て予約診療のため、初診でも予約ができたりメールや電話での相談を受け付けている病院もあるので、待ち時間が短いという違いもあります。審美歯科は高いと言われることもありますが、基本的に保険適用外なため結果的に高くなるということがほとんどです。むしろ施術の選択肢が多い場合、より安く行える方法を選択できるため一般歯科より安く済むこともあります。

一般の歯科との違い

審美歯科と言っても、あくまでもそう名乗っているだけなので、明確な基準や決まりがあるわけでもなく、一般の歯科と絶対にここが違うというポイントはありません。ですが、見た目を整えることを重視しているという点は全ての審美歯科に共通しているので、それを踏まえて一般的なポイントを紹介します。

一般の歯科でも、審美歯科で扱っているホワイトニングやセラミッククラウンなどを行っている病院もあり、逆に虫歯の治療など一般の歯科と同じ治療が受けられる審美歯科もあります。スポーツドクターはスポーツ選手特有の怪我や病気に特化していますが、一般の患者の診療も可能なのと同じです。審美性を目的とした治療を得意としているため、見た目がきれいに仕上がると考えればいいでしょう。また一般・審美というように、一つの病院でどちらも扱っている場合もあります。保険が適応される治療の場合、病院によって料金が大きく違うということはありませんが、保険適用外の施術は病院ごとの料金の差も大きく注意が必要です。

ホワイトニングなどは施術に時間がかかるため、一般の歯科ではあまり取り扱っていません。病院の方針などにもよりますが、審美性を重視した治療をそもそも行っていなかったり、専門ではないため得意ではなかったり、機材や製品が十分にそろっていないという場合もあります。

審美歯科とは

歯科といえば、歯列矯正や虫歯の治療、銀歯や入れ歯の制作およびメンテナンスなどを行うのが目的です。本来、生活に害を及ぼす機能的な問題の治療を行うのを目的にしているため、それ以外の目的では健康保険が適用されないという特徴があります。一般的に健康保険が適用されないのは、機能面ではなく見た目を重視した治療です。たとえば口蓋裂など先天的に噛み合わせに支障が出る場合や顎の変形があり普通に食事を摂ることができない場合などに行う歯列矯正は保険が適用されますが、見た目を良くするための歯列矯正には保険が適用されません。

最近では美しい歯も美容の一つの要素と考え、自費診療であっても歯の見た目を良くする治療を行いたいという人が増えています。ホワイトニングやセラミッククラウンなど、単純に見た目を良くするためだけの施術は普通の歯科でも行えますが、それを専門に扱っているのが審美歯科です。整形手術などを行う美容外科の歯科版とも言えますが、美容外科は標榜科の一つとして正式に認められているのに対して、審美歯科はあくまで正式なものではなく、美容専門であることがわかるように名乗っているに過ぎません。そのためもあってか、病院というよりは歯のエステサロンと表現されることが多いです。

まだまだ聞きなれない審美歯科について、よく知らないという人がほとんどだと思います。興味のある人は知っておきたい、一般の歯科との違いや審美歯科を選ぶメリットなどを説明します。